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2007年08月07日

長島ちんどん

今年も岡山・長島の愛生園へ。
長島に行くようになって、もう12年。早いなぁ。

2006年09月11日

カンカラ三線

20060910.jpg昨秋の多磨全生園でのちんどんにきてくれた、カンカラ三線の唄い手、おかたいすけくん。
おかくんのライブが西荻のみ亭でありました。
戦後あたりのはやり歌などを、ほのぼのとする歌声でうたってくれます。
今年のちんどんにも来てくれるらしい。

2005年11月12日

東京ちんどん

11月3日、全生園でのちんどん本番。
30人という大所帯となり、まとめられるか不安があったが、10月に井の頭公園で何度か練習を重ね、感動的なイベントとなった。

ちんどんと言っても、韓国の楽器や曲を演奏するので、日本のいわゆる”ちんどん屋”とはちょっと違う。ちんどん屋らしいちんどんにもあこがれるが、何せ大所帯。ピアニカやマラカスなど、手持ちの楽器をかき集めるので、てんでバラバラのおもしろいサウンドになる。

全生園というハンセン病患者・快復者の人たちが住む療養所には、在日韓国人の人もけっこういて、以前僕が韓国に行ったり、チャンゴ(韓国太鼓)を少しだけやったこともあって、韓国の曲をすることになった。
韓国楽器はチャンゴ3台に、ケンガリ(高い音のカネ)、チン(銅鑼っぽいの)、テピョンソ(チャルメラみたいな音の木管)。ほかにピアニカ、アコーディオン、チャンチキ、スネア、などなど。
踊りも、唄も、お囃子もある。さすが、30人の個性と迫力があった。

練り歩きが始まると、普段、入れないような、重症患者のいる病棟からも呼ばれ、普段は静かであろう病棟にも太鼓の音が響き渡る。
後遺症などで顔や手足が変形し、体中に包帯を巻いている人、目の見えない人、多くの人がベッドの上や車いすに乗って、一緒に手をたたいたりしてくれる。岡山の愛生園でも、昨年の全生園でも、もう何度も同じような光景に遭遇しているが、いつも人間の生きる力強さに圧倒される。同じ時に、同じ空間で、同じ音を楽しみ、たった一瞬の、数十秒かそこらの共有でしかないが、突然現れた僕らと、そこにいた人たちとの間で、何かをうち解けあえた気にさえさせてくれる。自然と涙があふれてきたが、太鼓をたたく手をとめずに歩き続けた。

ちんどんを終えると、いつも数日、放心状態が続く。最近、ようやくもとの生活に戻ってきた。そしてまた忘れた頃に、ちんどんの季節がやってくるはずだ。

20051103.jpg 2005.11.3

2005年10月20日

ちんどん屋

最近は年2回のイベントとなった、ちんどん隊。11月にあるので、今日は打ち合わせに行ってきた。
場所は東京・東村山市の多磨全生園。ハンセン病療養所である。
年2回のうち、もう1回は、岡山の長島愛生園で。
最初に始めたのは、その愛生園。高齢化した園の夏祭りで、園の隅々までお祭りを出前しようと、1996年に始めた。かれこれ、8回くらいやっている。
地元でもやりたいと思って、昨年から東京ちんどんをはじめた。
今年の東京ちんどんは、参加者が倍増し、不本意ながら早々に締め切った。
やる気のある、新しいメンバーを入れたいと思っていたが、いつものメンバー+その友人だけで30人近く。
しっかり練習して音楽の質を高められれば、多少人数が増えてもよいと思うが、
練習の参加率も納得点には達せず、人の行列になってしまわないかと、それだけが心配。
いつも心配していることだけど。
練習に来い!とか、練習に来なければ参加権無し!とかは、今回限りにしたいので、次回は何か方策を考えなきゃ。
とか言っても、本番を終えると反省点も忘れて、楽しかった思い出しか残らないのが、毎年のこと。。。
行列→音楽隊になるよう、祈ります。

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