25日は、東京地裁で韓国と台湾の人たちのハンセン病訴訟の判決が続けてありました。
日本の植民地時代に作られた療養所に隔離収容されたので、日本の患者・快復者と同じようにハンセン病補償法で被害補償するよう求めた裁判でしたが、台湾は認められ、韓国は棄却されました。一方は救済の範囲を広くとらえ、一方は補償法を厳密に解釈したものとなりました。
台湾の原告は勝訴ですが「今まで一緒に戦ってきた韓国の仲間がこのような判決を下され、心から喜べない」と話していました。
韓国・台湾の原告や弁護団は、今週いっぱいの日本滞在で、行政レベルでの問題解決に向けて奮闘しています。さらに韓国のハンセン病快復者定着村の人たち274人が新たに補償請求をするなど、動きは大きくなっています。
11月のちんどんのためにチャンゴ(韓国の太鼓)を練習していたので、判決後のイベント(集会)かなんかで披露したら、判決に肩を落としている韓国の原告も楽しんでくれたかな、と今頃になって思いついた。
何かの時に、チャンゴやってみよう。