「近況・ほか」カテゴリーアーカイブ

タイマグラ

ずっと見たかった「タイマグラばあちゃん」という映画を、今日ようやく見てきた。
日本で最後に電気が通ったという、岩手の山奥の「タイマグラ」と呼ばれる戦後の開拓地で暮らすばあちゃんを記録した映画。
ひたすら大自然と向き合い、そこから豊かな恵みを得る。
四季を感じながら、畑を耕し、味噌をつくり、豆腐を造り、芋を干し。。。
そんな生活を毎年くりかえしていく。
暑い!寒い!くらいしか感じていない今の自分の生活だけど、毎日の中でもっと自然を感じられるようになりたいものだな。
伝統とか、文化とか、受け継いでいくことも大切だよな、とも思った。ネットでレシピ見て広島風お好み焼き作ってる僕には、自分が語り継いでゆける文化など思い浮かばない。
いろんな人に勧めようって思う映画じゃないんだけど、僕にとってはずっしりきた。

東京ちんどん

20051103
2005.11.3

11月3日、全生園でのちんどん本番。
30人という大所帯となり、まとめられるか不安があったが、10月に井の頭公園で何度か練習を重ね、感動的なイベントとなった。
ちんどんと言っても、韓国の楽器や曲を演奏するので、日本のいわゆる”ちんどん屋”とはちょっと違う。ちんどん屋らしいちんどんにもあこがれるが、何せ大所帯。ピアニカやマラカスなど、手持ちの楽器をかき集めるので、てんでバラバラのおもしろいサウンドになる。
全生園というハンセン病患者・快復者の人たちが住む療養所には、在日韓国人の人もけっこういて、以前僕が韓国に行ったり、チャンゴ(韓国太鼓)を少しだけやったこともあって、韓国の曲をすることになった。
韓国楽器はチャンゴ3台に、ケンガリ(高い音のカネ)、チン(銅鑼っぽいの)、テピョンソ(チャルメラみたいな音の木管)。ほかにピアニカ、アコーディオン、チャンチキ、スネア、などなど。
踊りも、唄も、お囃子もある。さすが、30人の個性と迫力があった。
練り歩きが始まると、普段、入れないような、重症患者のいる病棟からも呼ばれ、普段は静かであろう病棟にも太鼓の音が響き渡る。
後遺症などで顔や手足が変形し、体中に包帯を巻いている人、目の見えない人、多くの人がベッドの上や車いすに乗って、一緒に手をたたいたりしてくれる。岡山の愛生園でも、昨年の全生園でも、もう何度も同じような光景に遭遇しているが、いつも人間の生きる力強さに圧倒される。同じ時に、同じ空間で、同じ音を楽しみ、たった一瞬の、数十秒かそこらの共有でしかないが、突然現れた僕らと、そこにいた人たちとの間で、何かをうち解けあえた気にさえさせてくれる。自然と涙があふれてきたが、太鼓をたたく手をとめずに歩き続けた。
ちんどんを終えると、いつも数日、放心状態が続く。最近、ようやくもとの生活に戻ってきた。そしてまた忘れた頃に、ちんどんの季節がやってくるはずだ。

プチぎっくり?

むむ。
東急の駐車場。これは右端に寄せすぎたな。
ドアが15センチしか開かない。
なんとか、出られるだろうか。
わずかな隙間から、ゴキブリのように脱出を試みる。
むむむむ。
腰が。。。腰が変だな。
変な姿勢で脱出したせいか、腰がおかしい。
くねくねしてみると、ピリリと痛い。
ということで、プチぎっくりっぽい。
これは、まずい。これは、まずいぞう。

10/25 ソロクト・楽生院訴訟 判決

25日は、東京地裁で韓国と台湾の人たちのハンセン病訴訟の判決が続けてありました。
日本の植民地時代に作られた療養所に隔離収容されたので、日本の患者・快復者と同じようにハンセン病補償法で被害補償するよう求めた裁判でしたが、台湾は認められ、韓国は棄却されました。一方は救済の範囲を広くとらえ、一方は補償法を厳密に解釈したものとなりました。
台湾の原告は勝訴ですが「今まで一緒に戦ってきた韓国の仲間がこのような判決を下され、心から喜べない」と話していました。
韓国・台湾の原告や弁護団は、今週いっぱいの日本滞在で、行政レベルでの問題解決に向けて奮闘しています。さらに韓国のハンセン病快復者定着村の人たち274人が新たに補償請求をするなど、動きは大きくなっています。
11月のちんどんのためにチャンゴ(韓国の太鼓)を練習していたので、判決後のイベント(集会)かなんかで披露したら、判決に肩を落としている韓国の原告も楽しんでくれたかな、と今頃になって思いついた。
何かの時に、チャンゴやってみよう。